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宅地建物取引士

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本日は私萩原が、宅建士のお話させて頂きます!

私も必死で勉強して取得した資格ですがその歴史に関しても勉強してみました。

宅建業法の歴史ですが、初めて宅地建物取引業法が成立したのが、昭和27年のことです。

当時は仲介手数料の規定もなく、契約が成立した後にいろいろな手数料を請求したり勝手な金額で売買をしたりといったことも多く行われていました。世相を反映し、悪徳業者を取り締まろうという趣旨が宅地建物取引業法に現れたとのことです。

この時はまだ宅地建物取引士の制度はなかったそうです。


昭和32年に宅地建物取引業法の改正時にはじめて、宅地建物取引員という名称で導入されました。

この時は資格というよりは講習のようなもので、六法全書持ち込み可で全30問の試験で合格率も93%もあったとのこと。

ほぼ全員が合格ですね。。。


その後、昭和39年の宅建業法改正時には宅建業者の免許制度が導入され、報酬額について基準が定められたとのことです。

また、昭和40年には宅地建物取引員から宅地建物取引主任者となり、合格率も43%まで下がったものとなったそうですが、

まだまだ今に比べると合格しやすい試験ですね。

実はまだこの時には重要事項の説明など宅建士の専権事務は決まってなかったそうで、重要事項の説明などがきまるのは昭和46年のことだそうです。

昭和55年には宅地建物取引主任者の設置義務、10人に1人以上の設置することが義務付けされました。

翌年56年には宅建試験が全50問となり、今と変わらない試験形態に変更されたみたいです。


不動産取引の歴史をたどると面白いことがたくさんありましたので皆様にもご提供出来れば思います。