こんばんは、本日も小原が担当させていただきます!
いきなりですが明日は成人式ですね!
去年はコロナの影響により中止になってしまい、成人だった方はつらかったと思います・・・。
今年はどこもやるかと思いますが、オミクロンも日に日に多くなっているのでお子さんが成人の方しっかり対策をしてくださいね!
さて今回は成人の年齢引き下げに関して少しお話させていただきます。
民法改正により今年の4月より成年年齢が18歳になります。
これは明治時代から続く成年の定義が140年ぶりに変わることになるそうです。
なぜ成年の年齢が変わるのか。
18歳、19歳の自己決定権を尊重し、積極的に社会に参加してもらうため、諸外国の成年年齢が18歳というのが多いためなど様々な理由があります。
では次に成年年齢を引き下げた場合、それにより何が変わるのか簡単にまとめてみました。
・契約(ローン・クレジット・携帯電話)に保護者の同意不要
・国家資格(公認会計士・医師免許・薬剤免許など)の取得
・結婚(男女ともに18歳に統一)
・性同一性障害の性別取扱変更審判
そこで不動産と少し関係してくるのが契約に保護者の同意不要という項目になります。
いままでは20歳以下のかたは保護者の同意が必要となっておりました。
ですがこれからは保護者の同意が不要になります。
これにより自分の意思での契約ができる反面、人に流されてしまい不利益な契約ができてしまう場合があります。
本来は民法で定められていた未成年者取消権があるため、未成年者が保護者の同意がなく契約した場合にその契約を取り消すことができました。
それが今回の引き下げにより18歳以上は行使できない形になります。
これにより消費者被害が多くなるのではないかという懸念点があります。
なのでそれを防ぐために保護者の同意欄は不要ではあるが、トラブル防止のため同意欄を残すという考え方も出てきています。
高校3年生がクレジットを作れる時代がくるとは保護者としては怖い部分が多いですよね・・・。
ただギャンブルや飲酒に関してはいままで通り20歳からとのことです。
ほかには結婚の年齢は女性は16歳だったのが18歳に引き上げとなりました。
このようにいい部分がある反面、怖い部分もあり賛否両論となっておりますが個人的には怖い面のほうが大きいのではないかと思っております。
民法が最近になり改正されていき、賃貸の契約も変わりつつあります。
今後もオーナー様ではわからないことなど賃貸営業・管理の実績がある弊社で柔軟にご対応させていただきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。