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「空いてる時間を有効に」

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皆様こんにちは!関東では本日ようやく梅雨明け宣言が気象庁から発表がありました!
本格的な「夏」の到来ですね!
高い気温強い陽射しが予測されますので、皆様、熱射病や脱水などには十分お気を付けください。

さて、本日は物件の空き時間を有効に使う方法の一つをご紹介させて頂きます。

「スペースマーケット」というサイトをご存知でしょうか?


私もこの前セミナーで知りましたが、簡単に説明しますと空いている物件(スペース)の有効活用が出来るサイトで、いわゆる「時間貸」のスペースを検索、利用ができるようになっています。

スペースの定義は幅広く、面白い所では「無人島」や「廃墟」、「お寺」「銭湯」などがあったりします。

一般的な所では、古民家や一戸建てで、集会や会議、セミナーを行う需要や、賃貸のお部屋で「ママ会」や「女子会」など、小規模なパーティーを行う需要など様々なニーズがあるようです。

布団を置いて宿泊となれば、民泊になってしまいますが、このスペースのシェアリングという定義であれば、法に触れる事も全くありません。
しかも、通常の賃貸借契約の合間に利用する感じでもいいですし、軒先だけ貸しているケースもあるそうです。

利用方法で「なるほど」と思ったのは、若いカップル(両方実家住まい)の彼女が、手料理を彼氏に作ってあげるために借りたり、現在借りているマンションのリビングが狭いため、お子様の誕生日パーティーを開くため数時間借りるなどの実例があり、感心させられました。

空き部屋は、空室の期間中も確実にお部屋は劣化していきます。
ところが定期的に空気が入れ替わり、水も流れれば、その進行を遅らせる事が出来ます。

そして何より、入居者が決まるまでの間や、今の用途では借り手がつかない場合など、着眼点を変える事で、アイドリングの時間にも利益を生み出し「時間」の有効活用が出来ます。

物件をお持ちになる全てのオーナー様にいつもお話しさせて頂くのは、オーナー様はスペースというより、時間をお貸しになっているという事です。
ですから、空室期間の「機会損失」こそが、一番のリスクであると言えます。
そんな機会損失を埋める一つの手段としてこのスペースシェアリングはかなり友好的ですので、順次オーナー様にご提案させて頂きたいと思います。

これからも、様々な視点、角度からオーナー様にとって、そしてお部屋を借りられる方にとって最良のアンサーがご提案できますようスタッフ一同気持ちを一つに頑張ります。

株式会社レント管理サービス マネージャー

宅地建物取引士
ファイナンシャルプランナー(AFP)   甲斐 勝利

加熱する不動産投資

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皆様、こんにちは!6月11日も16:00をまわりました!

東京は快晴で非常に過ごしやすい気候となっております。
全国的にも晴れているところが多く、梅雨入りしているのに不思議な暑さとなっています。

皆様、熱中症や脱水症状などには十分お気を付けください。

さて、本日は最近なにかと話題に上がる、不動産投資について少しお話しさせて頂きます。

ひとえに不動産投資と言ってもいくつかの種類が存在します。

一つは投資用新築分譲マンションを買い、家賃と返済の差額で払い終わる頃に、財産として残ります!というタイプのもので、大手ディベロッパーの商品がこれにあたります。

ちょっとした例を上げますと、3000万円の物件を購入し月々99,378円返済し家賃が月々90,000円、差額が約1万円で、この1万円を35年間投資(420万円)することによって、払い終わったあとに2000万円前後の資産が残ります!というものです。
また、減価償却によりマイナスを作り、他所得(主に給与所得)と損益通算をすることによって、節税効果も見込めます。
もちろん経費や空室ロス、リフォーム料金、固定資産税などがありますから、細かいシュミレーションが必要不可欠です。

次に、中古物件による不動産投資です。
先程の10数年かけて資産を形成していくという考え方ではなく、債券や株式に近い考え方で、インカムゲイン(賃料収入)やキャピタルゲイン(売却益)で、資産の運用を計ります。
マンション1部屋から1棟売りアパートやマンションまでが対象で、タイトルにさせて頂いた内容はこちらです。

現在、ご存じのようにバブル崩壊後、定期預金で6%もあった金利は現在では0.01%前後(銀行により差異アリ)で、1億円あれば食べていけると言われた時代が嘘のようです。
それに伴い、国債などの債券、投資信託、株式投資などの配当もあまり期待できず、また、FXや先物のような商品も、そのハイリスクな側面から、ミドルリスク、ミドルリターンと言われる不動産投資に人気が集まってきています。

投資という観点からなので、一生所有するではなく、売ることも前提として運用されている方がほとんどです。

換価しやすさを表現する言葉として「流動性」がありますが、不動産は他の資産と比較しても、流動性のある資産であると言えます。

かといって、こちらもバブルの頃のように、「転がす」ことで莫大なキャピタルゲインが得られる時代ではありません。
メインはやはり賃料収入(インカムゲイン)という事になりますが、その収益性は場所や方法を間違えなければ、未だに10%以上の利回りが期待できるものが多く市場に出回っています。

そのインカムゲインを得ながら、税率の変わる5年をめどに(長期譲渡所得と短期譲渡所得で19%も税率が違います)売却も視野に入れ、所有期間利回りで運用するという方法で時期が合えばキャピタルゲインも期待できます!

もちろん、5年を超えてインカムゲインを得続けても良いと思いますが、現在の状況によって換価することも念頭においた運営がベターだと思われます。

でも、駅に近い物件や条件のいい物件は金額が高く、しかも競争率が高いとお考えの方も多いかと思われますが、ポイントをうまく外すことによって、意外な金額で手に入り、需要も根強くあるエリアなどもあったりします。

東京近郊で不動産投資をお考えの方、これから検討される方など、ご興味があれば是非、お気軽にメッセージを頂けたらと思います。

各金融商品や、年金までもがあてにならない時代に突入してきました。

私達の経験やキャリア、知識が皆様の安定した資産運営のお役に立てたらと思っております。

それでは本日も長文となってしまいましたが、最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

株式会社レント管理サービス   甲斐勝利

「平成から令和へ」

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皆様おはようございます!令和元年5月4日が始まりました!平成という一時代が終わり新しい令和が始まってから3日間が過ぎ4日目がスタートしています。平成という時代を振り返れば30年の間に数えきれないくらい様々な出来事がありました。不動産を取り巻く環境も平成初期に大きなバブルを経験した後に平成最後の空前の不動産投資ブームが起こり、「スキーム」という言葉の裏ワザ的な方法も一部で多用され平成終期はまさに空前の不動産投資ブームであったと言って過言ありません。かぼちゃの馬車に端を発するスルガ問題やフラット35を悪用した不動産投資法など、金融機関をも巻き込み加熱したブームも金融庁などの処分・勧告・指導などにより現在は沈静化しています。このまま不動産投資ブームは衰退の一途をたどるのでしょうか?

不動産投資における売買は「売りたい方」「買いたい方」の他に「金融機関」が大きな役割を担います。その金融機関の審査や(今思えば当たり前ではありますが)自己資金の基準などを以前より引き上げていますので、今までのようにおいそれと買い増しや売却が簡単にいかなくなっている現状があり、キャピタルゲイン(売却益)もかなり出しずらい状況となっています。

ですが、不動産投資のもう一つの大きな柱であるインカムゲイン(賃料収入)市場は上記の問題を一切受ける事はありません。賃貸を借りる際に金融機関は登場しないからです。

そして民泊や会議室・コワーキングスペース・パーティールームなどのいわゆる時間貸しも高稼働で回っている事例もあり、一般賃貸との併用などが注目されています。

いずれにしましても冒頭の問題などから、「売る」をメインで考えていた方々も「貸す」に本気でシフトしてきますので、ここ数年は賃貸市場の顧客の争奪戦が激化するものと思われます。

したがって今まで以上にパートナーである管理会社には報収集能力や客付け力、商品開発力が求められます。

弊社でも専門部署を設立し新しい管理(コンサルティング)に於いて一層の強化を図り皆様のニーズにお応えできますよう体制を整えてまいりますので、賃貸や売買に留まらず不動産経営に関するどんな事でもお気軽にご相談頂きたいと思います。

この新しい時代もスタッフ一同オーナー様の賃貸経営が最良のものとなりますよう頑張りますので何卒、よろしくお願いいたします。

株式会社レント管理サービス 開発部
不動産実務検定1級・賃貸不動産経営管理士

J-REC公認不動産コンサルタント

宅地建物取引士

ファイナンシャル・プランナー(AFP)

mail:kai@renthouse.co.jp

甲斐 勝利

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