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【世界の賃貸事情・ドイツ編】

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皆様こんにちは
いつも弊社ブログをご覧いただきまして
本当にありがとうございます。

今回も私、新開からは世界の賃貸事情について
お話させていただきます。

今回はドイツの賃貸事情に
ついて調べてみました。

ドイツでは、学生、社会人、ファミリー層まで、
様々な世代でルームシェアという暮らし方が浸透しており、
家主が一緒に住むパートナーの募集をかける
ウェブサイトなども一般に普及しています。
もちろん不動産会社に依頼するという方法もあり、
その際の仲介手数料は家賃のおよそ2ヶ月分が相場。
敷金は日本と同様に、家賃の1ヶ月~2ヶ月分が目安のようです。

集合住宅に暮らす際のマナーや近所付き合いは
日本でも気になりますが、
その点においてのルールが大きく異なるのがドイツですね。
ドイツでは、集合住宅において遵守すべき
住まい方のルールが、契約などでかなり詳細に決められています。

例えば、大きな洗濯物を干す際に叩いても
良い場所と日時が指定されたり、
共用部の清掃当番や回数などが定められていたりします。
13時から15時までの昼休みや深夜から早朝にかけての時間帯は、
掃除機や洗濯機など騒音が大きいものの
使用を禁止されていたり、
入浴・トイレの水洗の音などにも注意が必要なようです。
音だけでなく、ドイツでは魚を焼いて食べる習慣がないため、
日本人の魚を焼くにおいが原因でトラブルに
なった例もあるようです。

ルール違反をすると警察が呼ばれて対応し、
トラブルは裁判で解決することが多いようです。
そのため、賃借人が会費を払うことで弁護士保険に
加入できる組織などが存在します。

日本では騒音などの問題はあるものの、
「お互いさま」の精神やコミュニケーションによって
解決するケースも多いですが、
そうした考え方がドイツでは通りにくということみたいですね。
真面目で約束は絶対に守る、
というドイツ人の気質が住宅事情にも
現れていると言っていいのかもしれませんね。

日本では想像できないような慣習があり、
文化や国民性を背景とした住まいの捉え方の
多様性はとても興味深いですね。

また人々が自由にいろんな場所や国への行き来が
出来る日が来ることを祈りながら
次回へ向けてまた調査していきます。

お読み頂きありがとうございました。

新開